ザ・ヒロサワ・シティ会館

スタインウェイ体感2023-2024

「世界三大ピアノ」と呼ばれるピアノはご存じですか?
そのひとつであるスタインウェイのピアノは、クリアな音色、豊かな響き、演奏者の指の動きをそのまま音に反映させる表現力を持っています。
多くのピアニストたちから愛され続けてきた憧れのピアノを、あなたの音で奏でてみませんか。

○プログラム内容

当館では、世界一流のアーティストにより数多くのコンサートが開催されてきました。
事前募集した参加者に、反響板及び演奏会の照明を使用したコンサートスタイルのステージでスタインウェイ製ピアノの体感プログラムを提供します。
なお、希望者には、自分の思い出や成長記録となる動画や更なるステップアップのためのプロの演奏家による講評、ヤマハ製ピアノとの弾き比べ体験を追加提供することができます。
また、ピアノを使用すれば、他の楽器を持ち込んだアンサンブルでの参加も可能となります。

○実施期間

令和5年4月〜令和6年3月(期間中10回実施予定)

○実施時間

40分(各回)
①13:00〜13:40 ②13:50〜14:30 ③14:40〜15:20
④15:30〜16:10 ⑤16:20〜17:00

○参加料

録画料(1データ) 講評料(1名) ピアノ弾き比べ料(1名)

区分 参加費
 (1名)
オプション
録画
(1データ)
講評
(1名)
ピアノ弾き比べ料
(1名)
高校生以下 1,000円 2,000円 1,000円 500円
一般 2,000円 3,000円 1,000円 1,000円

※各料金は税込み金額となります。
※参加費:演奏者1名毎の料金となります。
※録画料:1データの料金となります。ご利用中のお好きな時間で録画いたします。受付時にお申し付けください。
※講評料:ピアノ独奏を対象とした個人あてのオプションとなり、ピアノ演奏者1名分の料金となります。コロナ禍のため、講評は楽譜及び、録画映像からご指定の演奏時間(10分以内)を基に講評者が監修し作成します。詳しくはお問合せください。

※講評サービスのご利用には、録画サービスのご利用が必要となります。
※ピアノ弾き比べ料:スタインウェイ製ピアノとヤマハ製ピアノの計2台をご利用いただけます。

講評者

江幡 和子(ピアニスト)

水戸市在住。 茨城県水戸第三高等学校音楽科、桐朋学園大学音楽学部演奏学科卒業。
ロンドンギルドホール音楽院留学。
女声コーラス “ミューズ”、”薫衣草“、“コール水戸” 伴奏者
水現21会員、茨城桐朋会会長、みんなのピアノを贈る会理事、日本バッハコンクールin茨城代表、全日本ピアノ指導者協会正会員
茨城音楽専門学校非常勤講師。

申込方法

対象者

茨城県在住のピアノが演奏できる小学生以上の方
※小・中学生につきましては、保護者等の同伴をお願いします。

会 場

ザ・ヒロサワ・シティ会館 大ホール

定 員

各回5組

申込方法

下記応募フォームより申込をお願いいたします。

当選発表

厳正な抽選のうえ、当選者を決定します。
なお、当選者の発表は、参加券の発送をもって代えさせていただきます。

5/28(日)募集中
8/1(火)募集中
8/2(水)募集中
8/18(金)募集中
※当選のご連絡は7日から10日ほど前にメールにていたします。

スタインウェイとは

スタインウェイは世界三大ピアノのひとつに数えられています。残りのふたつは、「ベーゼンドルファー」と「ベヒシュタイン」というピアノで、どのメーカーも世界三大の名にふさわしく最上の素材を厳選し、職人たちが丹精込めて作り上げています。その中でもスタインウェイは世界で一番の人気を誇る名器です。ではなぜ名器と呼ばれるのでしょうか?少しピアノの歴史に触れてみましょう。
19世紀のヨーロッパでは、音楽演奏の会場がサロンからホールに変化しました。サロンとは貴族の邸宅の広間のような場所です。現在のホールとは広さも音の響き方も全く異なる環境だったため、環境に合うように様々なグランドピアノが製作される隆盛期となっていきます。
そのような情勢の中、スタインウェイは19世紀のドイツで生まれました。1836年にスタインウェイ&サンズの創設者「ハインリッヒ・シュタインヴェーグ(ヘンリー・スタインウェイ)」が自宅の台所で「キッチン・ピアノ」を完成させたのがそのはじまり。その後何台ものピアノを作り続けますが、事業拡大のために渡米し、息子たちとピアノ製作にいそしみます。
演奏環境の変化により多くのピアノ製作者たちが苦心したのは、広いホールの隅々まで1音1音をクリアに伝えることと小さな音でも大きな音でもはっきりと豊かに響くことです。その点スタインウェイは鍵盤から弦をたたくハンマーの構造に独自の改良を加えることでほかのピアノにはでてしまう濁りをなくし、小さい音でも大きな音でもピアニストの指の動きをそのまま音に表現できる仕組みをつくりました。
現在では、スタインウェイのもつ音量や音圧が広範囲であることで、大規模なピアノコンチェルトから歌曲の伴奏の役割を担うことができ、かつジャズのような複雑な指の動きも音に反映できることから多くのコンサートホールやコンクールの公式ピアノとして採用されています。当館でも導入当時から様々なピアニストたちがソロコンサートやオーケストラとの協演でスタインウェイを奏で、その音色をホールに響かせてきました。

世界一流のアーティストが奏でたスタインウェイの軌跡

ポーランドのワルシャワで5年に一度催されるピアノコンテストの最高峰「ショパンコンクール」の覇者である『ユンディ・リ』や『チョ・ソンジン』、奇跡の天才ピアニストと呼ばれる『辻井伸行』など世界一流のピアニストが当館大ホールのステージでスタインウェイを使用してきました。

年月 名前 遍歴
2002年 ウラジミル・ミシュク 第9回チャイコフスキー国際コンクール第2位
2004年 スタニフラス・ブーニン 1985年第11回ショパン国際ピアノ・コンクール覇者
2009年 横山幸雄 1990年ショパン国際ピアノ・コンクールにおいて歴代の日本人として最年少で入賞。文化庁芸術選奨文部大臣新人賞受賞。
2010年 外山啓介 第73回日本音楽コンクール第1位、第44回日本ショパン協会賞受賞
2012年 伊藤恵
(青柳晋とのデュオ)
エピナール国際コンクール、J.S.バッハ国際音楽コンクール、ロン=ティボー国際音楽コンクールと数々のコンクールに入賞。1983年第32回ミュンヘン国際音楽コンクールのピアノ部門で日本人として初の優勝
青柳晋 1992年ロン・ティボー国際コンクール入賞、ハエン、アルフレード=カゼッラ、ポリーノの各国際ピアノ・コンクールで1位受賞
2013年 辻井伸行 2009年第13回ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクール覇者
清塚信也 2000年第1回ショパン国際ピアノ・コンクール in ASIA 第1位、2004年第1回イタリアピアノコンコルソ金賞、2005年日本ショパン協会主催ショパンピアノ・コンクール第1位
2016年 ユンディ・リ 2000年第14回ショパン国際ピアノ・コンクール覇者
2017年 辻井伸行 2009年第13回ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクール覇者
2018年 チョ・ソンジン 2015年第17回ショパン国際ピアノ・コンクール覇者
2020年 辻井伸行 2009年第13回ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクール覇者

注意事項

  • ご友人やご親族の付添、観覧等を目的とした入場者(以降観覧者と表記)は、演奏者1名につき、数名ご入場いただけます。
  • お持ち込みの機材での録画はご遠慮いただきますようお願いいたします。記念撮影等をする場合にはスタッフまでお声がけください。
  • 調律・調整のご要望はお受けできません。
  • ピアノを傷める奏法は固くお断りいたします。
  • ピアノにキズ、その他損傷等が認められた場合、修理費をご負担頂きます。
  • 茨城県に緊急事態宣言や自粛要請等が出された場合は中止する可能性があります。

新型コロナウイルス感染防止対策

詳しくはこちらをご覧ください

Q&A

●新型コロナウイルス感染症関連について

新型コロナウイルス感染症対策はどのようになっていますか?

当事業を含め館全体で感染症対策を行った運営を行っております。
参考:当館の新型コロナウイルス感染症拡大防止に関するお知らせ。

新型コロナウイルス感染症の影響で当事業が中止になることはありますか?

茨城県に緊急事態宣言や自粛要請等が出された場合や天災などによりやむをえず中止となることもございます。

その場合は,当サイト・公式Twitter(@icf4717)にて随時開催状況に関する情報をお伝えいたします。

●申込み関連について

複数で参加したいのですが、参加料金等はどのようになっていますか?

参加料は、演奏者1名毎にいただきます。但し、保護者等の引率者への料金徴収はありません。
録画料については、必要なデータ提供数のみの料金となります。講評については、ピアノ独奏のみを対象とした個人あてのオプションとなります。

<参考例>
ピアノ演奏者1名(高校生以下)、持込楽器演奏者1名(一般)で録画・講評をご希望の場合

参加料(高校生以下1名×1,000円+一般1名×2,000円)+録画料2,000円(高校生以

下1データ)+講評料1,000円=6,000円

参加券・当選の通知はどのようになっていますか?

開催日7日から10日程前にご登録いただきましたメールアドレス宛に、参加券及び当選通知を送らせていただきます。

演奏者は何名まで参加できますか?

アンサンブル形式ですと1回8名まで参加できます。

応募の変更・キャンセル・支払い方法の変更はできますか?

当ページ中のお問い合わせフォームにて、変更等の内容を受付ます。受付後、当財団から確認のメールをさせていただきます。

●プログラム内容について

所要時間はどのくらいになりますか?

準備等を含めて40分間となり、時間内でしたら自由に演奏いただけます。

録画したデータは、どのように提供されますか?

データをギガファイル便で指定されたメールアドレスに送らせていただきます。

講評は、どのように提供されますか?

講評は、当館で収録した録画を基に講評者が監修し作成します。後日、指定されたメールアドレスに送らせていただきます。

参加者による持ち込み機材で録画・録音を行うことはできますか?

一流ピアニストたちが演奏した時と同様の世界観を感じていただくために、演奏中の録画・録音は禁止とさせていただきます。

参加料等の支払い方法はどのような種類がありますか?

当日現金払いのみとなっております。なお、お客様の可能な範囲でお釣りの要らないようにご協力をお願い致します。

●服装について

どんな服装で演奏すれば良いですか?

普段着などの動きやすい格好やドレスアップなど、お好きな服装で参加してください。

着替える場所はありますか?

会場内に更衣室を設置いたします。女性用、男性用の両方ございますので、ご利用ください。

●施設関連について

貴重品や荷物は預けられますか?

専用スペースの用意はございません。演奏会場近くに手荷物用のテーブルをご用意しますので、そちらをご利用ください。

子どもを連れて行きたいのですが、未就学児の入場はできますか?

観覧者として、保護者が同伴する前提でしたら入場可能です。ただし、会場内に託児所など、お子様をお預かりできる施設はございませんのでご注意ください。

授乳室やおむつを替えられる場所はありますか?

授乳は、大ホールロビーにある母子室をご利用ください。
おむつ交換は、トイレ内のベビーシートをご利用ください。

ペットに演奏した曲を聴かせたいのですが、持ち込むことはできますか?

介護犬以外の動物はホール内に持ち込むことはできません。

駐車場はありますか?

千波公園・ザ・ヒロサワ・シティ開館前駐車場(422台)をご利用ください。
なお、満車の場合は、最寄りのコインパーキング等をご利用ください。

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