木下 通子 きのした みちこ
チェロ
プロフィール
つくば市出身。
東京藝術大学附属音楽高等学校を経て同大学器学科卒業。
在学中より弦楽四重奏英国ツアー、藝大チェンバーオーケストラ・ドイツ公演、英国青少年音楽祭、
藝大室内楽定期、六花亭期待の若手演奏家シリーズ、プロジェクトQ第2~6章、JTが育てるアンサンブ
ルシリーズ、軽井沢八月祭、リゾナーレ音楽祭、ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン音楽祭等、数多くの
音楽祭、演奏会に出演。ポップスの分野においても、EXILE、JUJUなど、アーティストサポートメンバー
として多くのライヴ、録音等に携わる。
出身地の茨城県においても、第35回茨城県新人演奏会新人賞受賞演奏会を始め、茨城の名手・名歌手たち、
水戸芸術館プロムナードコンサート出演や、常陽藝文センター、茨城天心記念五浦美術館、
ザ・ヒロサワ・シティ会館などでの演奏等、精力的に活動している。
2008年第21回市川市新人演奏家コンクール弦楽器部門優秀賞、
2009年第35回茨城県新人演奏会新人賞、
2012年第10回ビバホールチェロコンクール第4位
2015年第16回大阪国際音楽コンクール第3位
リゾナーレ音楽祭ハイドン賞、緑の風奨励賞他、多数受賞。
2014年より渡仏。パリ・エコールノルマル音楽院奨学生としてチェロ科、室内楽科を優秀な成績で修
了。室内楽科演奏家ディプロマ取得。学内選抜スカラシップを得てカザルス音楽祭、
ヨーヨー・マ公開マスタークラス、パスキエトリオ集中講座等、多くのプロジェクトに参加。チェコ文化センター、
サロンlevent des arts、ヴォーベ音楽祭での楽祭交響楽団との共演やチェロアンサンブルコンサートなど、
パリを中心に多数の演奏会に出演。
2020年より拠点を日本に移し、演奏活動の傍ら、音楽の可能性を追求するアウトリーチ活動に積極的
に取り組む。また、茗溪学園室内学部コーチ、茨城県立水戸第三高等学校音楽科非常勤講師として
後進の育成にも力を注いでいる。
チェロを松永みづほ、菊地知也、山崎伸子、ローラン・ピドゥの各氏に、室内楽を岡山潔、松原勝也、
シャンタル・ド・ビューシー、レジス・パスキエの各氏に師事。
演奏可能プログラム
<チェロとピアノ>
バッハの無伴奏組曲やベートーヴェンのソナタなど耳馴染みの深いものから、隠れた名曲や聴き やすい現代曲など、聴き手に寄り添うプログラムを相談させて頂きながら組みます。 また、「亡き王女のためのパヴァーヌ」や「くま蜂の飛行」など、チェロならではの小品はもちろん、シ ョパンの「華麗なるポロネーズ」のような小品とソナタの中間に当たる作品を用意しています。小品 は好きだけど、ソナタは少し難しい・・・という方々が無理なくソナタを楽しめるようになるまでのステ ップになると考えています。
<アンサンブル>
アンサンブルでは、音域の広いチェロだからこそ可能なチェロ3台〜6台でのチェロアンサンブル が、「こんなに面白いと思はなかった!」と定評があります。また、普段よく聴くことの出来ない中低 弦の深い音色を楽しんで貰う“ヴィオラ・チェロ・コントラバス”の中低弦アンサンブルや、小さなオー ケストラのような豊かなサウンドが楽しめる“管楽器・ピアノ・弦楽器”を組み合わせたアンサンブル など、会場やニーズに合わせて様々な編成を試みています。もちろん、一般的な編成でしたらどの ようなものでも対応させて頂きます。
<曲目について>
リクエストにはできる限り対応したいと思いますので、遠慮なく相談してください。クラシックはもちろ ん、映画音楽やアニメの音楽、ゲームの音楽など、“いま聞きたい曲”で初めて見る楽器や、聞いた 事もない音に楽しく触れ、もっともっと音楽が身近なものになるお手伝いができたら嬉しいです。